noharaの独り言

きっとこのブログのテーマは 旅 とか オーガニック とか たまに時々真面目な話とか。

南アフリカ、タウンシップを訪ねて "motherwell"

 

南アフリカに来てから1週間が過ぎた。たくさん伝えたいことがありすぎて、何から始めようかって感じだけど、少しずつ思ったことを伝えていこう。

 

きっとこれから書いていくものは、時系列がバラバラだし、まず、何してんの?って感じだろうけど、まあ、そんなことはどうでもいいのさ。

伝えたいこと、独り言をコツコツと書いていきます。

 

 

ちなみに、今はケープタウンじゃなくて、ポートエリザベス(PE)ってとこにいるの。ケープタウンから夜行バスで12時間くらい。夜行バスは快適だった。また時間あったらそのことは後で書く。

 

 

おととい、ポートエリザベスマザーウェル(mother well)っていう、タウンシップにある アートギャラリーを訪ねたの。今お世話になっているとこの関係で、話を聞きに。

 

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ギャラリー(兼自宅)の壁

真ん中で拳を掲げているのはネルソン・マンデラ

 

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アートギャラリー(兼自宅)の一部

 

タウンシップは、かつてアパルトヘイト時代に黒人専用居住地として指定された区域アパルトヘイト廃止から24年経った今でも、まだこういう名残があるんだよね。政策が廃止されたからと言って、経済格差とかがなくなったわけじゃない。格差是正もまだまだ課題。

同時に、たった24年前まで残虐な人種隔離政策が行われてたという事実が信じられない...

 

5分でわかるアパルトヘイト!内容や歴史、マンデラについてわかりやすく解説 | ホンシェルジュ

 

タウンシップって、"貧しい地域なんだよ"ってだけ教えられてもらったけど、黒人専用居住地だったとか、どんな地域かは全く知らずに行った。

 

スラム街っぽいようなというか、他の街とは違った雰囲気を感じたのはそういうことだったみたい。(街の様子の写真がない( ;  ; ))

 

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住宅街の様子

*後から写真を見て気づいたけれど、写真に写ってるほとんどのお家にソーラーパネルがついてる!

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どこの商店も鉄格子があって、商品とお金をやり取りするスペースしか空いていない

 

 

ケープタウンは、想像以上に白人が多くて、今住んでいるポートエリザベスのエリアに関しては、 ほとんど家主は白人なんじゃないかな ってレベル。(もともと南アフリカの方達なのか、移り住んで来た方達なのかはわからない。)

家も車も綺麗で、立派。(普通のオーストラリアとかの住宅地のイメージに近い)

自然や、何もないけれど街並みも綺麗。南アフリカって想像以上に発展していて、綺麗な国だなあってイメージだったの。

 

街並みの写真が一切ないから急遽目の前の光景をとった笑

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今住んでいるとこ(一応ゲストハウスでもある)

 

 

だけど、今住んでいるとこから車で20分くらい走ると、道路はゴミだらけ。

本当に、文字通りゴミだらけ。道路にも、芝生の上にも、フェンスの間にも。

 

「あれれ、なんか雰囲気違うなあ」 って。

 

走る車も今まで見て来たものと全く違くて、ほとんど壊れかけのような、たくさんの傷が付いている古い車たち。

おお〜another africa だなあ、と。another というか 本質なのかもしれないけれど。「アフリカ」も「南アフリカ」も一つの言葉では片付けられないし、アフリカ=〇〇 なんてないけれど、たった一部の南アフリカしか見れてなかったから、私にとってまた新しい南アフリカを発見できた。ちゃんと、見なきゃいけない部分。

 

 

 で、そこでアーティストをしていてギャラリーを開いてる兄弟に会っていろんな話を聞かせてもらった。

 

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たくさんある素敵な絵のストーリーもいっぱい聞かせてくれたし、マザーウェルのことや、彼らのこと、私のこと、いっぱいお話した。恋愛の話もして、楽しかった。はは

 

 

友達も紹介してくれた。コーヒーに、ランチまで作って出してくれた。本当に美味しかった!

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弟のcocoが作ってくれたベジサンドウィッチ

 

彼らが描いた絵、子供達の描いた絵、それぞれの絵は”絵”だけじゃなくて、一つ一つにストーリーがあるんだなあ って。そのストーリーを聞いて もう一度絵を見ると、また面白い。

 

 

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彼らもマザーウェルで育って来て、彼らは誰か尊敬できる人とか 教えてくれる人 がいなかったんだって。

だから、彼ら自身が今の子供たちにとってそういう人になりたいって思って、今、アーティストの傍、子供達にアートのワークショップを開いたり、コミュニティでアートのプロジェクトを行ったり。

 

自分たちのためだけじゃなくて、コミュニティのためにやってるんだ って。

 

自分たちは貧しいけど、毎日笑ってhappyだよ!って。

 

もちろん、いろんな貧しさ、環境、状況があるけど、きっと日本人の大多数が ”発展途上国=貧しい人たち” で、彼らを「かわいそう」とか「恵まれてない」とか イメージするんだろうけど、全然違うんだよなあ。

 

ただ、だからと言って貧困問題は大した問題じゃない、とかそういうことでは全くなくて、確実に改善していかなきゃいけない問題。

 

ううん、、このことに関してはすごい色々な思い考えがある、、 

 

 

あとね、

南アフリカに来てから、

南アフリカに来るの怖くなかった?どんなイメージだった?」

って聞かれることが多い。

 

正直、初めてのアフリカでワクワクの方が強かったけど、同時に治安の面で怖いというか警戒はしてた。

 

けどね、来て見たらもう、本当に本当に、人が最高すぎてびっくり!

どこでもみんな hi, hello, how are you って声かけてくれて、わかんないことあれば優しく丁寧に教えてくれて、お話するのが大好きで、なんだろう、田舎のコミュニティにいる感じ。

 

治安が悪い=悪い人いっぱい じゃないんだよね。むしろ、今まで行ったどの国よりも暖かさを感じてる。

 

もちろん、事件が起こっていたり治安が良くないのも事実。危険なエリアに身を投げないとか 危機管理をしっかりすることが大事!

 

ウンウン

 

てな感じで、話が脱線しがちだし、まとまりがないけど、

まあ、適当に、ブログをちょくちょく書いていきます